殺人ロボット
ちょっとテーマが大きすぎるかな? まあいいや。(ナゲヤリ)
もともとと言うか、アシモフがロボット三原則を発明してからは基本的にロボットは人を殺さない or 殺せないことになっているため、逆に人殺しロボットは話のネタになる。・・・でも人間が操っている場合、この原則は当てはまらない。(手塚治虫も同じような原則を提唱したけれど、アシモフが先のはず。)
ここでは 「人を殺すようプログラムされた、あるいは人を殺してしまった(殺そうとした)自律型ロボット、またはアンドロイド」と定義しておきます。
● ターミネーター
殺人ロボットの典型的パターン。
● スターウォーズ
C3POやR2D2は人殺ししなさそう。でも戦闘シーンでは殺人ロボットが兵器としてバンバン出てくる。
● アイ,ロボット
殺人ロボットいっぱいですね〜。コワイですね〜。ストーリーは短編「マルチバックの生涯とその時代」に近かったかな。「鋼鉄都市」は殺人ロボット疑惑の長編ミステリーです。
● ロボコップ
ロボコップ(の頭脳)は人間だが やはり殺人ロボットが出てくる。
● オムニー
ロボコップの「オムニ社」とは無関係で、竹宮恵子の「私を月まで連れてって!」に出てくるロボット。嫉妬したロボットが恋敵を殺そうとする。
● バンダー
宇宙ロボットなので除外します。(人を殺せば「殺人ロボット」になりますが、宇宙人にとってもともと人間はヨソモノなので。)
● ハル
「2001年宇宙の旅」に出てくる 超有名なコンピュータ。殺人マシンとして有名。もともと殺人できないように設計されていたけれど(チャンドラ博士ステキ!) 人間が相反する命令を出したため、混乱して人を殺してしまう。(ヒューマノイドではないですがロボットに入れていいでしょう。)
● 「ブレードランナー」のレプリカント
正確にはロボットではなくアンドロイド(映画ではレプリカント)ですが やはり反乱して人を殺し始めたマシンの話。
● 「メトロポリス」(1926)の偽マリア
無声映画の超大作「メトロポリス」のロボット。この作品はストーリーよりも映像が高く評価されているようです。自分は1984年のリメイクしか観てません。2chでは「VIP先生」と呼ばれる。
http://www.media-k.co.jp/jiten/wiki.cgi?%A1%E3%A3%C1%2D%A3%DA%A1%E4#i211
● 「メトロポリス」のティマ
可憐な少女のアンドロイドなので、「殺人ロボット」とするのは少し気が引けますが人類を滅ぼそうとしました。ドイツ版メトロポリスはハッピーエンドですが、こちらはティマが死んでアンハッピーエンド。
● 「イノセンス」
冒頭は「ブレードランナー」そっくり。映像が新鮮で後半のストーリーはよく憶えていない(^^;。「語り」が多すぎるというコメントがあったけれど、同感。
● 「エイリアン」のアッシュ
宇宙船乗務員として紛れ込んでいたアンドロイド。人命よりエイリアンの捕獲を優先させる。
● ラピュタのロボット
「天空の城ラピュタ」に出てくるロボット。ロボット三原則ってナニ?っていう感じ。なにぶん大昔のロボットだから。。。(園丁ロボットと戦闘ロボットが同型なのが不思議。命令次第で何でもするんだろうか?と思ったけれど、比較すると戦闘ロボットの腕にはトゲがありこれが翼となって飛べる。)
● 巨神兵
迷ったけどやはりロボットでしょうね。「裁定者」ということだけど人が造ったわけだし・・・。巨大なアンドロイドだと考えました。
● 「マジンガーZ」、「グレートマジンガー」に出てくる悪役ロボット
・・・まだまだあると思います。
■マシンガンを装備したロボット、2005年導入
http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000050480,20078163,00.htm
ロボット三原則がホゴに?と思ったけど人間がコントロールするので「本物の殺人ロボット」ではないですね。「遠隔操作」と言えば鉄人28号ですが、自律型ではないのでやはり殺人ロボットにはなりません。